「若手医学史研究者が集う会」は、全国・全世界の若手医学史研究者がそれぞれの研究についての意見を交換するためにつくられた互助会です。第6回アジア医学史学会(2012年12月、於慶應義塾大学)をきっかけにつくられました。基本的にはFacebookのグループペ…
第14回の駒場医学史研究会のトピックは「20世紀イングランドにおける精神衛生」です。 追記:参加者が集まらなかったので、延期とします。3月にまた開催する予定です。 追記(2012/2/27):開催日が決定いたしました。 検討文献 高林陽展「精神衛生思想の構…
第15回の駒場医学史研究会から数回にわたって、『傷寒論』を読んで行きます。第一回は、翻刻版4845-4875頁(巻第一)、訳書41-92頁(第一章 脈候)を読みます。 検討文献 稲葉元煕編『新校宋板傷寒論』(龍野一雄(編)『漢方医学大系 12 宋版示旧 傷寒論』…
第14回の駒場医学史研究会のトピックは「20世紀イングランドにおける精神衛生」です。 追記:参加者が集まらなかったので、延期とします。3月にまた開催する予定です。 検討文献 高林陽展「精神衛生思想の構築――二〇世紀初頭イングランドにおける早期治療言…
第13回の駒場医学史研究会のトピックは「近世日本における在村医」です。 検討文献 青木歳幸「在村漢学者伊藤忠岱考」塚本学先生退官記念論集編集委員会(編)『近世・近代の信濃社会 : 塚本学先生退官記念論文集』長野 : 竜鳳書房、1995年、35-64頁。 日時…
第12回の駒場医学史研究会のトピックは「公衆衛生と女性:近代日本」です。 検討文献 成田龍一「衛生環境の変化のなかの女性と女性観」女性史総合研究会(編)『日本女性生活史 4 近代』東京大学出版会、1990年、89-124頁。 日時・場所 日時:8月29日(月…
第11回の駒場医学史研究会のトピックは「公衆衛生の歴史:近代日本」です。 検討文献 廣川和花「近代大阪のペスト流行にみる衛生行政の展開と医療・衛生環境」『歴史評論』726、2010年、19-31頁。 補助文献 永島剛「近代日本における疫学的変化と衛生政策の…
第10回の駒場医学史研究会のトピックは「科学史と医学史」です。 検討文献は、ISISのBetween and Beyond “Histories of Science” and “Histories of Medicine”特集に掲載されている文献とします。 なお、論文は以下のISISホームページから無料でダウンロード…
第九回の駒場医学史研究会のトピックは「身体の歴史」です。 検討文献 Mark S.R. Jenner, Bertrand O. Taithe, "The Historiographical Body," in Roger Cooter, John Pickstone eds., Companion to Medicine in the Twentieth Century, London: Routledge, …
夏学期の駒場医学史研究会は、毎週月曜日の10:30-12:00に東京大学駒場キャンパス14号館307A教室でおこないます。なお、開始時期はゴールデンウィーク明けの5/9(月)の予定です。 6/6(月)からに変更されました夏学期のテーマは、「近世日本の医療史と史…
第八回の駒場医学史研究会のトピックも「科学革命」です。 検討文献は、Thomas S. KuhnのThe Structure of Scientific RevolutionsのChapter 9からです。 また、補助文献として、Peter Dearの"What Is the History of Science: the History Of Early Modern …
第七回の駒場医学史研究会のトピックは「科学革命」です。 今回と次回の検討文献は、Thomas S. KuhnのThe Structure of Scientific Revolutionsです。 文献情報 Thomas S. Kuhn, The Structure of Scientific Revolutions, Chicago: University of Chicago P…
1月27日(木)は、シカゴ大学のPh.D.Candidateと、科学史・科学哲学研究室の大学院生の研究構想について検討します。
住田と藤本がそれぞれ研究構想の発表を行いました。 住田 「科学と裁判:疫学的因果関係」 住田からは、Sheila Jasanoff 氏の講演記録を紹介しつつ、日本における科学と裁判の協働という視点から研究構想を発表していただきました。今後は、四日市ぜんそくを…
1月20日(木)の駒場医学史研究会は、住田朋久と藤本大士の研究構想について検討します。
医学史に関心のある大学院生を中心として、医学史の研究会を以下の要領で開催することになりました。 どなたにもオープンな研究会となっておりますので、関心のある方はふるってご参加ください。 内容 医学史(医療社会学、医療人類学を含む)における重要論…
掲示が遅くなりましたが、12月23日(木)の研究会は祝日ということでお休みとなります。あわせて、駒場医学史研究会も冬休みに入ります。新年一回目の研究会は1月13日(木)10時30分からです。 なお、1月の研究会では数回に分けて、みなさまの冬休…
第四回の駒場医学史研究会のトピックは、「医学のヒストリオグラフィ」です。 今回の検討文献は、このトピックに関するサーヴェイ論文を4本ほど講読します。前回のWarner論文では、(科学史でPh.D.をとったWarnerだけあって、)医学史において「科学」とい…
第三回の駒場医学史研究会のトピックは、「医学史と科学史」です。 検討文献はJohn Harley Warnerによる論文で、補助文献としてGeorge Sartonの論文を指定します。 両文献とも、科学史と医学史という二つの学問領域において、それぞれどのように固有の問題設…
第二回駒場医学史研究会についてお知らせいたします。 先週と今週のトピックはColonial Medicineです。先週議論できなかったAnderson論文と今回のHochmuth論文を比較しながら、それぞれの特徴について考察していきたいと思います。 検討文献 Christian Hochm…
第一回駒場医学史研究会がおこなわれました。(参加者4名) 第一回目の今回は、各自の研究テーマや問題意識の紹介などを中心に行い、それにともなう質疑応答が白熱したため、検討文献についての議論をする時間が取れませんでした。 しかしながら、あまり多…
第一回の駒場医学史研究会は、シドニー大学の科学史家・医学史家であるWarwick Anderson (1958- )の論文を講読します。 文献情報 Warwick Anderson, "Immunities of empire: race, disease and the new tropical medicine." Bulletin of the History of Medi…
駒場医学史研究会での検討文献を選ぶ際に、とても参考になるサイトがありました。 今後はこの中からいくつか選び、それらにそって進めてみてもよいでしょう。 National Library of Medicine's online syllabus archive リンク:History of Medicine: Online …