2010-01-01から1年間の記事一覧
医学史に関心のある大学院生を中心として、医学史の研究会を以下の要領で開催することになりました。 どなたにもオープンな研究会となっておりますので、関心のある方はふるってご参加ください。 内容 医学史(医療社会学、医療人類学を含む)における重要論…
掲示が遅くなりましたが、12月23日(木)の研究会は祝日ということでお休みとなります。あわせて、駒場医学史研究会も冬休みに入ります。新年一回目の研究会は1月13日(木)10時30分からです。 なお、1月の研究会では数回に分けて、みなさまの冬休…
第四回の駒場医学史研究会のトピックは、「医学のヒストリオグラフィ」です。 今回の検討文献は、このトピックに関するサーヴェイ論文を4本ほど講読します。前回のWarner論文では、(科学史でPh.D.をとったWarnerだけあって、)医学史において「科学」とい…
第三回の駒場医学史研究会のトピックは、「医学史と科学史」です。 検討文献はJohn Harley Warnerによる論文で、補助文献としてGeorge Sartonの論文を指定します。 両文献とも、科学史と医学史という二つの学問領域において、それぞれどのように固有の問題設…
第二回駒場医学史研究会についてお知らせいたします。 先週と今週のトピックはColonial Medicineです。先週議論できなかったAnderson論文と今回のHochmuth論文を比較しながら、それぞれの特徴について考察していきたいと思います。 検討文献 Christian Hochm…
第一回駒場医学史研究会がおこなわれました。(参加者4名) 第一回目の今回は、各自の研究テーマや問題意識の紹介などを中心に行い、それにともなう質疑応答が白熱したため、検討文献についての議論をする時間が取れませんでした。 しかしながら、あまり多…
第一回の駒場医学史研究会は、シドニー大学の科学史家・医学史家であるWarwick Anderson (1958- )の論文を講読します。 文献情報 Warwick Anderson, "Immunities of empire: race, disease and the new tropical medicine." Bulletin of the History of Medi…
駒場医学史研究会での検討文献を選ぶ際に、とても参考になるサイトがありました。 今後はこの中からいくつか選び、それらにそって進めてみてもよいでしょう。 National Library of Medicine's online syllabus archive リンク:History of Medicine: Online …